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街並みの中で目に留まった住宅01

 少し時間がある時に、趣味と実益を兼ねて住宅街を歩きます。その中で発見したものをいくつかご紹介したいと思います。今回はアプローチや駐車場の様子です。1つ目の写真は、門を入りおおらかな下屋の軒下を玄関までアプローチするプランとなっています。アプローチは外構、玄関からが建物といった画一的な考え方ではなく、敷地内全体でベストの暮らし為にはどうすればよいか、という視点の計画だと思います。

こちらはもう少しコンパクトで、敷地と前面道路の高低差が大きい物件です。下屋が、門の表裏両方の庇になるという設計。軒下のアプローチには、屋根をくり抜き高木を配置するという凝ったしつらえ

この様な先考え方を、よりコンパクトで現代的な物件で実現しています。下屋の軒下はアプローチと収納の機能もありそうです。外部空間を充実させるという考え方は、大切にしたいですね。

駐車場、アプローチ部分を敷地の形なりに大きな屋根をかけて、建物と一体化してる計画です。いわゆるカーポートの機能を、大掛かりな屋根で実現しています。

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豪邸の作りから学びたいこと

 マスメディアで、有名人やセレブリティおn住宅が紹介される時に、その豪華さや高額であることのみが注目されがちですが・・・

住まいとして必要な機能や街並みへの配慮など、多くの面で設計の配慮が行き届いていて、参考にしたいところです。そのポイントは・・・

・美しい建物意匠

・道路協会の囲障の美しさ

・道路景観に潤いを提供する植栽

・見せたくないもの(設備機器など)を見せない工夫

コートの目隠しを兼ねたRC壁の存在感
道路側への圧迫感を減らす建物配置、石積みと植栽、アプローチの配置

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路地状敷地を考える

 土地が道路に接している部分が短く、細長い通路状の部分を経て土地が広がりがある様な土地を、路地状敷地あるいは旗竿敷地などと呼びます。通路状の部分の幅によっては、外構の構造物や植栽を設けるスペースがなく、味気ない外観になってしまうこともあります。今回はそんな路地状敷地の事例を紹介します。

床面のデザイン舗装と、両サイドの植栽

ピンコロ石の舗装、木製の境界フェンス

さび色の砂利敷とコンクリート平板の組合の舗装 境界側の植栽
自然石の飛び石のアプローチ、境界部分の木製フェンス、豊かな植栽と、アイストップのパーゴラ
路地状敷地としては少し幅が広めですが、アプローチ、駐車スペース、植栽、奥の石積みと塀など、完成度非常に高いですね
一定の幅員があれば、予算をしっかりかけて邸宅らしい車路とアプローチに仕上げることも可能です